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特定施設入居者生活介護―特定施設入居者生活介護とは


特定施設入居者生活介護とは

特定施設入居者生活介護の定義・意味

特定施設入居者生活介護とは、特定施設に入居している要介護者も、自宅にいるのと同じように介護保険を使って、入浴、排せつ、食事などの介護その他の日常生活上の世話や機能訓練、療養上の世話を受けられるというサービスです。

特定施設とは、有料老人ホーム、軽費老人ホーム(ケアハウス)、養護老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅などのうち、介護保険法の基準を満たし、都道府県から指定を受けた施設をいいます。

介護保険法
第八条
11 この法律において「特定施設」とは、有料老人ホームその他厚生労働省令で定める施設であって、第二十項に規定する地域密着型特定施設でないものをいい、「特定施設入居者生活介護」とは、特定施設に入居している要介護者について、当該特定施設が提供するサービスの内容、これを担当する者その他厚生労働省令で定める事項を定めた計画に基づき行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって厚生労働省令で定めるもの、機能訓練及び療養上の世話をいう。

対象者

特定施設入居者生活介護を利用できる人は、有料老人ホーム、軽費老人ホーム(ケアハウス)、養護老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅などの入居している要介護者です。

要介護度

特定施設入居者生活介護は、要介護の人はもちろん要支援の人も利用できます。

なお、要支援の人が利用するサービスは介護予防特定施設入居者生活介護といいます。

特定施設入居者生活介護の位置づけ・体系

特定施設入居者生活介護は、介護サービスのうち、自宅で利用する居宅サービスに位置づけられます。

介護サービスの全体像―どんなサービスを受けられるの

特定施設入居者生活介護の目的・役割・意義・機能・作用

特定施設入居者生活介護は、自宅等で生活している人だけでなく、所定の基準を満たした施設=特定施設に入所している人についても、必要な介護保険サービス介護保険から受けられるようにしたものです。

特定施設入居者生活介護の分類・種類

特定施設入居者生活介護には、次の2つの種類があります。

内部提供型(一般型)

施設がケアプランを作成し、施設の職員が介護サービスを提供します。

外部サービス利用型

施設はケアプランの作成や安否確認などの基本サービスだけを行い、施設が契約した外部のサービス事業所が介護サービスを提供します。



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  3. 特定施設入居者生活介護―サービス利用の注意点・ポイント

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