［介護］介護保険

通所サービス―通所リハビリテーション（デイケア）―使用・利用・活用方法

通所リハビリテーションの利用・活用方法・活用術や使い分け・使い方のポイント

はじめに

通所リハビリテーション（デイケア）とは、介護老人保健施設、病院、診療所などに通って、主治医の指示に基づいて、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを受けるサービスです。

このページでは、通所リハビリテーションのサービスの実践的な利用方法等についてまとめています。

機能向上を目指す人や医学的な管理が必要な人の利用

通所リハビリテーション（デイケア）は、通所介護（デイサービス）と比較すると、日常生活上の世話よりもリハビリが中心です。

したがって、機能向上を目指す人や医学的な管理が必要な人が向いています。

たとえば、身体に麻痺などがある場合は、定期的にこのサービスを組み込んで機能維持や回復を図ることができます。

認知症の人の利用

認知症の人が、通所介護（デイサービス）や通所リハビリテーション（デイケア）のサービスを利用する場合もあります。

本人の気分転換等のほかにも、頭に刺激を与えることで、症状の進行を抑制する効果も期待できますし、介護家族にとっても、いい気分転換になります。

ただし、軽度の認知症の人にとっては、通所介護では物足らない（行っても無駄）と感じる場合もあるようです。

この場合は、無理に通所させてもあまりいい結果は生みません。

通所介護サービスを利用する場合の注意点・ポイント―本人の意思の優先

しかし、これを、リハビリが中心となる通所リハビリテーションに切り替えると、一転して本人が満足するケースもあると聞きます。

一般に、認知症の人については、どういうサービスが有効なのかは一律には決められず、人それぞれです。

一回、失敗したからといって、あきらめずに試行錯誤をしながら、その人に合ったサービスを探していく必要があります。