通所サービス―共通サービス―介護予防通所介護とは
介護予防通所介護とは
介護予防通所介護の定義・意味
通所サービスの中でも代表的なサービスのひとつが通所介護です。
デイサービスとも呼ばれています。
要支援者が受ける通所介護を介護予防通所介護といい、要介護者が受ける通所介護と共通のサービスです。
ただし、要介護者と要支援者とでは、そのサービスの目的等が少し異なります。
介護予防通所介護では、地域包括支援センターが作成した介護予防ケアプラン(正式名称:介護予防サービス計画)に基づき、利用者一人ひとりに合った介護予防に役立つサービスが提供されます。
介護保険法
第八条の二 …
7 この法律において「介護予防通所介護」とは、居宅要支援者について、その介護予防を目的として、老人福祉法第五条の二第三項 の厚生労働省令で定める施設又は同法第二十条の二の二 に規定する老人デイサービスセンターに通わせ、当該施設において、厚生労働省令で定める期間にわたり、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援であって厚生労働省令で定めるもの及び機能訓練を行うこと(介護予防認知症対応型通所介護に該当するものを除く。)をいう。
介護予防通所介護の位置づけ・体系
介護予防サービスにおける通所サービスは、次のような体系になっています。
- 共通サービス…要介護者と共通のサービス
- 介護予防通所介護
- 介護予防通所リハビリテーション
- 選択的サービス…要支援者のみが利用できるサービス
介護予防通所介護のサービス内容
その他サービス内容など詳細については、次のページを参照してください。
要介護者が受ける通所介護との違い
目的は介護予防→できる限り自分で行う
介護予防通所介護のサービス内容は要介護者の場合の通所介護と似ていますが、介護予防通所介護では、要介護状態にならないようにする介護予防が目的とされています。
したがって、できることはできる限り自分で行うということが重視されます。
介護保険法の条文の文言でも、要介護者が受ける通所介護では「世話」という言葉が使用されていますが、要支援者が受ける介護予防通所介護では「支援」という言葉が使用されています。
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