介護保険と他の制度との関連―市区町村の高齢者福祉サービス
市区町村の高齢者福祉サービス
はじめに
介護保険サービス以外にも、市区町村はそれぞれが独自に高齢者のためのさまざまな福祉制度をもうけています。
市区町村が実施する高齢者福祉サービスの特色・特徴
65歳以上であれば利用可能
市区町村が実施する高齢者福祉サービスについては、原則として、65歳以上であれば、要介護認定を受けていなくても、利用できるサービスがほとんどです。
きめ細かな生活に密着したサービス
市区町村が実施する高齢者福祉サービスには、後述するように、訪問理美容サービスや寝具乾燥(布団の丸洗いなど)、弁当の配食など、きめ細かな生活に密着した内容のものも多くあります。
ただし、市区町村によって、サービス内容は異なっています。
市区町村が実施する高齢者福祉サービス情報の取得方法・入手方法
市区町村が独自に行う高齢者福祉サービスについては、市区町村は、パンフレットや市報等を通じて、住民に情報を提供しています。
パンフレットは、市区町村の窓口や地域包括支援センターなどにおいてあります。
市報等では毎号掲載されているとは限らないと思いますので、高齢者福祉サービスについてまとめている市報等は保存してとっておきましょう。
これにより、自分が住んでいる地域には、どのような社会資源があるのかを知ることができます。
初めて知った場合は、こんなサービスまであったのかと驚かれる人もきっと多いのではないかと思います。
また、市区町村のホームページにも情報が掲載されています。
さらに、自分が住んでいる市区町村の窓口や地域包括支援センター、ケアマネジャーなどに直接問合せてみてもいいでしょう。
市区町村が実施する高齢者福祉サービスの具体例・事例・実例
市区町村で行われている高齢者福祉サービスには、具体的には次のようなものがあります。
- 敬老祝金
- 在宅高齢者住宅改造助成
- 家具転倒防止器具取付
- 緊急通報システム
- 訪問理美容サービス
- 寝具乾燥
- 弁当配食サービス
- 軽度生活援助サービス
- 紙おむつ、尿取りパットなどの家族介護用品の給付事業
- 家族介護慰労金支給事業
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