地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の内容③―生活機能検査
生活機能検査とは
生活機能検査の位置づけ・概要
地域支援事業のひとつである介護予防事業は、特定高齢者と一般高齢者とを対象にしています。
このうち、特定高齢者とは、生活機能の低下があるため、要支援・要介護になるおそれがあると認定・判定された高齢者をいいます。
そして、この特定高齢者を認定・判定するために、市区町村が実施している健康診査が生活機能評価です。
生活機能評価の内容といいますか、その具体的な実施方法は市区町村により異なります。
ただし、基本的な枠組みは似ていて、生活機能チェックと生活機能検査に大別されます。
本ページでは生活機能検査についてまとめてみます。
生活機能検査の内容
生活機能検査で行われる内容や実施方法などは市区町村により異なります。
その内容には、たとえば、次のようなものがあります。
- 心電図検査
- 血液検査―貧血検査など
- 理学的検査―反復唾液えんげテスト(飲み込みの検査)など
- 血液化学検査―血清アルブミン※
※血清アルブミンにより、栄養状態(低栄養)が判定できます。
生活機能検査の手続き
生活機能検査を受ける場合の手続き・手順
生活機能検査は、基本チェックリストで、「生活機能の低下の可能性あり」と判定された場合だけ受けることになります。
生活機能検査を受けた後の手続き・手順
医師は、生活機能チェック(基本チェックリストを含む)と生活機能検査の結果から、受診者の生活機能の低下について判定します。
そして、生活機能の向上が必要と医師に判定された場合には、市区町村から介護予防事業の各種プログラムの案内があります。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 9 ページ]
- 地域支援事業の内容―介護予防事業
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―二次予防事業の対象者(特定高齢者)
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の内容①―基本チェックリスト
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の内容②―生活機能チェック
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の内容③―生活機能検査
- 地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の手続き
- 地域支援事業の内容―介護予防事業―内容
- 地域支援事業の内容―介護予防事業―内容―通所型介護予防事業
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ