地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価の内容②―生活機能チェック
生活機能チェックとは
生活機能チェックの位置づけ・概要
地域支援事業のひとつである介護予防事業は、特定高齢者と一般高齢者とを対象にしています。
このうち、特定高齢者とは、生活機能の低下があるため、要支援・要介護になるおそれがあると認定・判定された高齢者をいいます。
そして、この特定高齢者を認定・判定するために、市区町村が実施している健康診査が生活機能評価です。
生活機能評価の内容といいますか、その具体的な実施方法は市区町村により異なります。
ただし、基本的な枠組みは似ていて、生活機能チェックと生活機能検査に大別されます。
本ページでは生活機能チェックについてまとめてみます。
生活機能チェックの内容
生活機能チェックで行われる内容や実施方法などは市区町村により異なります。
その内容には、たとえば、次のようなものがあります。
- 基本チェックリスト
- 問診
- 身体計測(身長と体重)
- 血圧測定
- 理学的検査
生活機能チェックの手続き・手順
生活機能チェックを受ける場合の手続き・手順
生活機能評価のひとつである基本チェックリストについては、市区町村が事前に基本チェックリストのみを郵送して実施している場合があります。
この場合、生活機能チェックは、基本チェックリストで、「生活機能の低下の可能性あり」と判定された場合にのみ受けることになります。
「生活機能の低下の可能性なし」と判定されれば、生活機能チェックは受ける必要はありません。
また、健診実施機関(医療機関)が基本チェックリストを含む生活機能チェックを全部実施している場合もあります。
この場合は、基本チェックリストの判定結果に関わらず、問診や身体計測といった他の生活機能チェックが実施されます。
生活機能チェックを受けた後の手続き・手順
市区町村が事前に基本チェックリストのみを郵送して実施している場合
基本チェックリストで、すでに特定高齢者の候補者として判定されているので、次の生活機能検査も受けることになります。
健診実施機関(医療機関)が基本チェックリストを含む生活機能チェックを全部実施している場合
生活機能チェックで、特定高齢者の候補者として判定されれば、次の生活機能検査を受けることになります。
特定高齢者の候補者として判定されなければ、生活機能検査を受ける必要はありません。
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