地域支援事業の内容―介護予防事業の対象者―特定高齢者の認定―生活機能評価
生活機能評価とは
生活機能評価の定義・意味
地域支援事業のひとつである介護予防事業は、特定高齢者と一般高齢者とを対象にしています。
このうち、特定高齢者とは、生活機能の低下があるため、要支援・要介護になるおそれがあると認定・判定された高齢者をいいます。
この特定高齢者を認定・判定するために、市区町村が実施している健康診査が生活機能評価です。
生活機能評価健診などと呼ばれることもあります。
つまり、生活機能評価とは、加齢に伴う生活機能の低下があるために、要支援・要介護になるおそれがある高齢者をいち早く発見するための健康診査です。
要介護の予防である要支援の、さらにその予防ということで、2次予防です。
なお、「生活機能評価」の「生活機能」とは、日常生活で必要となる機能という意味です。
生活機能評価の実施主体
生活機能評価の実施主体は、市区町村です。
一部事務組合、広域連合等を含みます。
生活機能評価の対象者
65歳以上の人です。
生活機能評価の内容
生活機能評価の具体的な実施方法(内容や体系)は市区町村により異なりますが、生活機能チェックと生活機能検査に大別されます。
ただし、本サイトでは、わかりやすいように、次の3つの内容に分けてその内容を整理しています。
ただし、基本チェックリストは生活機能チェックの1項目として位置づけられることもあります。
生活機能評価の手続き
生活機能評価の手続きについては、次のページを参照してください。
生活機能評価で特定高齢者と認定・判定された場合
生活機能評価で、特定高齢者と認定・判定された場合は、介護予防事業で提供されているさまざまなプログラムを、ほとんどの場合無料で利用することができます。
ただし、プログラムに参加するかどうかは、あくまで本人の自由です。
介護予防事業で提供されているプログラムについては、次のページを参照してください。
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