小規模多機能型居宅介護―メリットとデメリット
小規模多機能型居宅介護のメリットとデメリット
ここでは、小規模多機能型居宅介護のメリットとデメリットをまとめてみます。
小規模多機能型居宅介護のメリット・長所・利点
1.1つの事業者に登録するだけで一連のサービスが受けられる簡単セットメニュー
居宅サービスでは、利用するサービスごとに事業者と契約するのが原則です。
しかし、小規模多機能型居宅介護では、1つの事業者と契約するだけで、訪問、通所、短期入所のサービスを組み合わせて利用でき、手続きが簡単になります。
2.顔なじみのスタッフに対応してもらえる
窓口が一つになると、顔なじみのスタッフができやすくなるので、利用者の精神的な負担が軽くなります。
3.連絡や調整が一元化され便利
窓口が一つになるので、利用者から事業者への連絡や、スタッフ間の調整がとりやすくなります。
4.利用料金は1カ月の定額制なのでお得感がある
1カ月の定額制ですので、利用料金を心配せずに、いろいろなサービスが受けられます。
小規模多機能型居宅介護のデメリット・短所・弱点
小規模多機能型居宅介護のメリットで述べたことが、逆にデメリットとなる可能性もあります。
1.選択肢の幅が狭くなる
窓口が1つとなったセットメニューということは、反面サービスの選択肢の幅が狭くなることでもあります。
また、小規模多機能型居宅介護を利用している間は、契約した事業者以外の一定のサービスが利用できなくなります。
したがって、サービスの一部に不満があっても、その部分だけ事業者を変更するということはできません。
2.定額制の注意点
1カ月の定額制ということは、利用料金を心配する必要がないという反面、逆に事業者が料金に見合うだけのサービスを提供しないという可能性もあります。
契約時に、実際にどの程度サービスが受けられるのかをきちんと確認しておきましょう。
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