［介護］介護保険

施設サービスの提供―介護保険施設―分類―介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム・特養）

介護老人福祉施設とは

介護老人福祉施設の定義・意味

介護老人福祉施設とは、入所定員が３０人以上の特別養護老人ホームであって、入所している要介護者に対し、介護福祉施設サービスが提供される施設のことです。

１．入所定員は３０人以上であること

介護老人福祉施設は、入所定員が３０人以上です。

これは、つまり、入所定員が２９人以下である地域密着型介護老人福祉施設以外の介護老人福祉施設ということです。

２．特別養護老人ホームであること

３．介護福祉施設サービスが提供されること

介護福祉施設サービスとは、施設サービス計画に基づいて行われる、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理と療養上の世話をいいます。

• 日常生活上の世話（入浴、排せつ、食事等の介護等）
• 機能訓練（リハビリ）
• 健康管理と療養上の世話

介護老人福祉施設の別名・別称・通称など

特別養護老人ホーム（特養）

老人福祉法が規定する特別養護老人ホーム（特養）のうち所定の要件を満たしたものが介護保険法上は介護老人福祉施設となるわけですが、一般には介護保険法上も特別養護老人ホーム（特養）と呼ばれています。

介護老人福祉施設の位置づけ・体系（上位概念）

介護保険施設

介護老人福祉施設は介護保険施設のひとつです。

介護保険施設には、次の３つの種類があります。

1. 介護老人福祉施設
2. 介護老人保健施設
3. 介護療養型医療施設

介護老人福祉施設の目的・役割・意義・機能・作用

終のすみか・最後のとりで

介護老人福祉施設＝特養は「終のすみか」といわれています。

また、老人福祉・介護の「最後のとりで」としての役割を果たしています。

介護老人福祉施設の特色・特徴