［介護］介護保険

施設サービスの提供―介護保険施設―分類―介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム・特養）―特色・対象者・現況・実態

介護老人福祉施設その他

介護老人福祉施設の特色・特徴

日常生活の介護等が中心

介護老人福祉施設は日常生活の介護や機能訓練、レクリエーションなどが中心で、医療面には重点が置かれていません。

ただし、夜間看護を強化したり、看取り介護まで行う施設もあります。

 

比較的安価な費用

介護老人福祉施設は他の施設と比較すると費用は安価です。

ただし、介護環境が良好なユニット型個室では割高となり、低所得者では軽減措置があっても入所が難しくなります。

介護老人福祉施設の対象者

介護老人福祉施設は、寝たきりや重度の認知症など、要介護度が高い人や常に介護が必要で、自宅で生活することが困難な人が利用します。

 

介護老人福祉施設の現況・現状

介護老人福祉施設は、２０１１年現在で全国に約６４００施設があり、約４４万人が入所しています。

しかし、入所待ちの人は約４０万人以上にも上ります。

 

介護老人福祉施設の実態・実情・現実・課題

多くの入所待ち

介護老人福祉施設は、入所の必要性や緊急性の高い人が優先されますので、要介護４、５の人が大半を占めています。

特に要介護１～２の人の入所は困難といわれています。

介護老人福祉施設は費用が比較的安価なため、人気が高く、施設数が圧倒的に足らないため、入所待ちが続いている状況です。