住宅改修とは
住宅改修とは
住宅改修の定義・意味
住宅改修とは、手すりの取付け、段差の解消、洋式便器への取り換えなど、所定の小規模な住宅改修を行ったときに、介護保険から20万円(うち利用者負担は1割)を限度にその費用が支給されるという介護サービスです。
なお、限度額に達するまでは数回に分けてもかまいません。
住宅改修の目的・役割・意義・機能・作用
住宅の不都合な部分を改修するための費用を支給することで、利用者が生活しやすく、介護者が介護しやすい住環境を整えることを目的としています。
住宅改修の位置づけ・体系
住宅改修は、介護サービスのうち、自宅で利用する居宅サービスに位置づけられます。
住宅改修の内容
介護保険の対象となる住宅改修
介護保険が利用できる住宅改修の種類は、次のものに限定されています。
- 手すりの取付け
- 段差の解消
- 床または通路面の材料の変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器等への便器の取替え
- その他住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
1.手すりの取付け
手すりを取り付けることで、転倒を防止し、移動しやすくします。
2.段差の解消
段差をなくすことで、転倒を防止し、移動しやすくします。
3.床または通路面の材料の変更
滑りの防止や移動の円滑化などのために、床または通路面の材料を変更します。
4.引き戸等への扉の取替え
開き戸を引き戸(→トイレ改修)やアコーディオンカーテンに取り替えて、開閉しやすくします。
5.洋式便器等への便器の取替え
和式トイレを洋式トイレに取り替えることで、使用時の体の負担を軽減できます。
ただし、水洗化などの工事は対象外となります。
6.その他住宅改修に付帯して必要となる住宅改
上記の改修を行うために必要となる工事も、支給の対象となります。
住宅改修の支給金額
次のページを参照してください。
住宅改修の申請手続き
介護保険から住宅改修費を支給してもらうには、事前に市区町村へ申請して審査を受ける必要があります。
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