訪問サービス―訪問介護とは
訪問介護とは
訪問介護の定義・意味
訪問介護とは、要介護者が受けられる介護サービスで、ホームヘルパー(訪問介護員)や介護福祉士に自宅に来てもらい、入浴、排泄、食事などの介護といった身体介護や、調理、洗濯、掃除などの家事や生活等に関する相談、助言といった生活援助(家事援助)を受けることができるものをいいます。
訪問介護の根拠法令・法的根拠・条文など
訪問介護は、介護保険法と介護保険法施行規則で定義されています。
介護保険法
第八条 …
2 この法律において「訪問介護」とは、要介護者であって、居宅(老人福祉法 (昭和三十八年法律第百三十三号)第二十条の六 に規定する軽費老人ホーム、同法第二十九条第一項 に規定する有料老人ホーム(第十一項及び第十九項において「有料老人ホーム」という。)その他の厚生労働省令で定める施設における居室を含む。以下同じ。)において介護を受けるもの(以下「居宅要介護者」という。)について、その者の居宅において介護福祉士その他政令で定める者により行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって、厚生労働省令で定めるもの(夜間対応型訪問介護に該当するものを除く。)をいう。
介護保険法施行規則
(法第八条第二項 の厚生労働省令で定める日常生活上の世話)
第五条 法第八条第二項 の厚生労働省令で定める日常生活上の世話は、入浴、排せつ、食事等の介護、調理、洗濯、掃除等の家事(居宅要介護者(同項 に規定する居宅要介護者をいう。以下同じ。)が単身の世帯に属するため又はその同居している家族等の障害、疾病等のため、これらの者が自ら行うことが困難な家事であって、居宅要介護者の日常生活上必要なものとする。第十七条の二及び第十七条の五において同じ。)、生活等に関する相談及び助言その他の居宅要介護者に必要な日常生活上の世話とする。
訪問介護の目的・役割・意義・機能・作用
訪問介護のサービスは、住み慣れた家で生活を続けたい・続けさせたいという本人や家族等の期待に応えるためのサービスです。
要介護度の低い人から高い人まで幅広く利用できます。
本人の日常生活を支えるともに、その家族の介護負担も軽減してくれるサービスで、居宅サービスの中心的役割をになっています。
訪問介護の位置づけ・体系
居宅サービス
訪問介護は、要介護者が受ける介護サービスのうち、自宅で利用する居宅サービス(訪問サービス)に位置づけられます。
居宅サービスの中でも代表的なサービスです。
ホームヘルプサービス
要介護者は訪問介護を、要支援者は介護予防訪問介護のサービスを利用します。
なお、訪問介護と介護予防訪問介護をあわせてホームヘルプサービスともいいます。
訪問介護と介護予防訪問介護とでは、そのサービスの目的と内容が少し異なります。
要支援者が受ける介護予防訪問介護については、次のページを参照してください。
訪問サービス―訪問介護―要支援者の場合―介護予防訪問介護とは
訪問介護のサービス内容
訪問介護で行う(介護保険でホームヘルパーから受けられる)介護サービスには、身体介護と生活援助との2つの種類があります。
次のページを参照してください。
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