[介護]介護保険

介護保険法等による介護保険・福祉制度を中心に介護に関する情報を提供します。


②要介護認定―効果・効力


要支援認定の効果・効力

介護保険サービスを利用できます―基本

要介護認定を受けることで、はじめて介護保険サービスを利用することができるようになります。

要支援認定を受けると予防給付(介護予防サービス)を、要介護認定を受けると介護給付(介護サービス)を受けることができます。

  1. 要支援認定→予防給付(介護予防サービス
  2. 要介護認定→介護給付(介護サービス

支給限度額が決まります

介護保険では、要介護認定の7つの区分に応じて、保険で支払われる支給限度額利用限度額)が決まっています。

要介護度が高いほど、支給限度額が高くなります。

要介護度が高いことの注意点

利用者負担が増えることもあります
限度額いっぱいまで介護保険サービスを利用すると本当にお得?

高い要介護認定を受けると、自分たちの苦労が理解された・認められたような感じがして、うれしい(?)気持ちになる人も多いでしょう。

逆に低い結果になると、理解されていない感じがして失望・落胆したような気分になるかもしれません。

また、上述のとおり、要介護度が高いほど支給限度額が高くなりますので、それだけ多くの介護保険サービスが受けられる感じがするのも確かです。

しかし、だからといって、利用しないと損とばかりに、限度額いっぱいまで介護保険サービスを利用すると、それだけ利用者の負担も増えることになります。

利用料の単価が高くなることもあります

また、介護保険サービスの中には、要介護度が高くなるほど、介護報酬が高くなるものもあります。

たとえば、通所介護などがこれにあたります。

このように利用するサービスによっては、かえって利用料の単価が高くなることもあるということです。



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  1. 介護保険サービスを利用する手続き・手順・方法・仕方―どうすれば介護保険サービスを受けられるの
  2. 介護保険サービスを利用できるようになるまでの手続きの流れ・スケジュール・段取りの概要・概略・あらまし
  3. ①市区町村への要介護認定の申請の手続き―介護サービスを利用するための第一歩
  4. ①市区町村への要介護認定の申請の手続き―40歳以上65歳未満の人(第2号被保険者)の場合―特定疾患
  5. ①市区町村への要介護認定の申請の手続き―要介護認定申請書の書式・様式と書き方
  6. ②要介護認定
  7. ②要介護認定―手続きの流れ
  8. ②要介護認定―手続き―一次判定
  9. ②要介護認定―手続き―一次判定―訪問調査
  10. ②要介護認定―手続き―一次判定―訪問調査―認定調査票
  11. ②要介護認定―手続き―一次判定―訪問調査―認定調査票―特記事項
  12. ②要介護認定―手続き―一次判定―主治医意見書
  13. ②要介護認定―手続き―二次判定
  14. ②要介護認定―基準1―介護は必要か―要介護状態
  15. ②要介護認定―基準1―介護は必要か―要支援状態
  16. ②要介護認定―基準1―介護は必要か―非該当
  17. ②要介護認定―基準2―介護の必要の程度は―概要・概略・あらまし
  18. ②要介護認定―基準2―介護の必要の程度は―要介護状態区分(要介護度)
  19. ②要介護認定―基準2―介護の必要の程度は―要支援状態区分(要支援度)
  20. ②要介護認定―効果・効力
  21. ②要介護認定―評価
  22. ③認定結果の通知―認定結果通知書
  23. ④要介護者の場合―指定居宅介護支援事業者との契約(指定居宅介護支援事業者・ケアマネジャーの選択)
  24. ④要介護者の場合―指定居宅介護支援事業者との契約(指定居宅介護支援事業者・ケアマネジャーの選択)ーポイント
  25. ④要支援の場合―地域包括支援センターとの契約
  26. ⑤ケアプランの作成ーケアプラン(介護サービス計画・居宅介護サービス計画)
  27. ⑤ケアプランの作成ーケアプランー介護予防ケアプラン(介護予防サービス計画)
  28. 緊急の場合―介護保険サービスの前倒しの利用
  29. 要介護認定の更新・変更・転居手続き
  30. 要介護認定の結果に納得がいかない場合

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